投稿文

『詩吟を始めたきっかけ』

 ぼくが詩吟を始めたきっかけは、おばあちゃんが山口さんのおじさんに芝団地の集会所で詩吟をやっているから、いちど見学に来ないかと、さそっていただいたのがきっかけです。そこで、おばあちゃんと詩吟の見学に行った時に、みんなが大きい声を出して歌っていたのでびっくりしました。でもなんだか楽しそうでした。ぼくは空手を小さいころから習っていますが、いつも声が小さいので、詩吟をしたら大きな声が出せるかなと思いました。おばあちゃんといっしょに習い始め最初は聞いたことがない音楽だったし、なかなか声も出ないし、言葉もむつかしかったけれど、詩吟の練習で声の出しかたや、歌い方などを西先生に教えてもらっているうちに、だんだんといろいろな詩を歌えるようになりました。発表会の時にはたいへんきんちょうしましたが、みんなからほめられたりしてうれしかったです。青少年吟道大会の時にはぼくと同じぐらいの年の人や、ぼくより小さい子もいてびっくりしました。詩吟を始めてからだんだんと声も大きくなり、空手の練習の時でも学校の授業でも大きな声を出せるようになり、たいへんうれしいです。
 今石川丈山作の「富士山」を練習していますが、これからもどんどんむずかしい吟を練習して、もっともっとじょうずになっていきたいです。

奈良地区 大和瑞穂支部 伊藤 僚 (小学校五年)